建築業と建設業の違い
建築業と建設業はとても似ている言葉ですが意味が異なります。
【建築とは】、家やマンション、ビルなどの建物を土台から造ること、建物を建てるのに必要とする技術や技法のことを指し、建物を建てる業種のことです。大工、建築士、インテリアデザイナーなども建築業に含まれることが多いです。
【建設とは】、家屋だけでなく、道路、施設、ダムなどの構造物を新しく造ることで、建築業は建設業の中に含まれる業種として考えられます。
住宅やマンションなどの建築物を含むインフラ、施設、設備を造るのが建設業です。建築物だけでなく、橋、道路、ダムなどインフラ設備を造る業種です。これらの施設の点検や管理も行います。建設業には、建築業や土木業など多岐にわたり、大工、とび、土木作業員、塗装工、造園工、電気工事士などの職業も「建設業」に含まれます。
建築業は建設業の一種なので、建築業の職業も建設業に含まれることが多いです。建築が安全性、機能性、デザイン性など求められるのに比べ、建設は利便性が高くなることを主な目的としていることが多いです。
2022.07.22